国連とノーベル賞と外務省

ちょっと前に流行った歌のタイトルのようでもあり、落語の大喜利のようでもあるが、「その心は?」と問われれば「全部看板倒れで、世間に無要なモノでございます。」と答えて、元紅白出場歌手から座布団もらってもいい流れだ。

国連。日本語じゃ「国際連合」と訳すらしいが、英文ではunited Nations「連合国」なんだそうだ。実際そうだ常任理事国は5ヶ国、すべて第二次大戦の戦勝国(中・露にはいろんなツッコミが入ろうが)で構成され、大事な話には拒否権という武器が使える。部会ごとに別れてはいるが「人権委員会」というところに世界中の独裁国家がほぼもれなく関っている。その実権を握る事務総長は各大陸持ち回りで、大体が世界に影響力のない「毒にも薬にもならない」国の官僚上がりが就任する事になっている。
こんな組織のどこに「世界平和を強化するために他の適当な措置をとること。」(国連憲章第一条二項)を実現できる機能や力があるのか?しかもこの「役たたず」に世界で(実質)一番カネ出してるのが日本なのだよ。(名目上は合衆国が一番なのだが、滞納してやがる!)
だから、常任理事国になんかならなくていい、即刻負担金を引き揚げ、国内問題にもしくは減税に充当すべし。


ノーベル賞。科学者にとっては勲章でしょう確かに。でもね、「平和賞」と「文学賞」の選考仮定は、最近あまりにも政治的に過ぎる。大江健三郎さんって、どういう小説書いた人でした?金大中さんって、ああ日本から本国に強制送還されて、その後大統領になって「北朝鮮大好きカミングアウト」の先駆者になった人でしたっけ?


3年くらい前に「小学生のなりたい職業アンケート」で大工がトップだったので少しうれしいやら、安心するやらだったのに、近頃はバブル前の状況に戻ったらしい。ここいらの田舎じゃ1種に合格していわゆる「官僚」になる人数は100人単位だろう。(県でね。しかも出身隠してたりして)
そりゃ外務官僚っちゃ、華やか、公金使い放題、その上訳が分からん手当ても付き、現地語もしゃべれんのにVIP扱い。赴任先で飲酒運転の上に現地人を轢き殺しても知らんふり。
じゃあ、実際の外交はというと土下座&スパイ。
売国奴」「国賊」という言葉がある。すごく汚い言葉だが、そういう人間が今この国にも派遣先の外国にも多く居るのは確かなのだ。

民間だったら「これだけのギャラをもらうには」って真剣に考えて、恐る恐る見積り出すのに「お役人様」はどこまでも羨ましいこと