マーフィーの法則じゃないけど

やっぱり雨が降ってしまいました。気球は次の機会に。
また読みかけの本が終りましたので、ご報告がてら。

「ごんぎつね」や「手袋を買いに」ってどんな話だったか覚えてますか?
オレ達より少し後の世代になると「ぐりとぐら」とか「いやいやえん」が幼稚園の時のお話しだと思うのですが、オレの頃はこの手の名作童話が思い出に残ってます。

童話って、大人になってから読み返すとすごく切ない話ばかりで、うーむとうなる事しばし。時に熱き落涙頬を濡らすことさえ珍しからず。何だか心の奥で堰が切れたように「感動」って言葉が大安売り。

これを老化現象と呼ぶのは簡単でしょうが、また別の世界が開けたと思えばこれも有り難い事だなと思うのです。

新美南吉童話集」ハルキ文庫・¥680