ド田舎テレビ

テレビで「地デジ地デジ」と騒ぐ。それもローカル局が。
自分の首を絞めてるのに気が付かないのだ。

そもそもローカル局というのは、テレビ黎明期に自局のネットを
全国津々浦々に浸透させ、クライアントに対してのCM料金を確立
させるための手段でしかなかったはずで、キー局がローカル局から
受け取るフィードバックはほとんど無い上に、もの要りばかりで
(その中には一生使えないようなローカルアナも含む。まあ最近は
キー局でも見た目だけの馬鹿ばっかりなのでその辺は視聴者の問題
も多分にあるのだろう)テレビの方式が変わった時には、いつか切
り捨ててやろうと、虎視眈々と狙っていた節もある。

一例として、本県に余所から引っ越して来た人は一様に「○○中学
校修学旅行団は全員元気に都内観光を行っています。この放送は○
○株式会社がお送りしました。」という静止画の何の広告効果もな
いCMを見てあっけに取られるらしい。それはそうだ、オレでさえ
子供の頃から見なれてなければ「何だ今のは?」と思うだろう。
しかも広告主と言えばパチンコ屋・不動産屋・地元の建設業ぐらい
しかない。

その地デジの本放送が明日に迫っている。ウチの地域は地形的な問
題があってアナログ放送終了の期限いっぱい、2011年7月まで待たさ
れるらしい。(10月1日で地上デジタルのサービスエリアが67
%になるらしいが(人口比?)なにやらブロードバンドのサービス
エリアの話の様だ。「そんなに田舎が嫌なら出て来なさい」って事
なのか?
日本語も満足に読めないような新卒の女子アナ雇う金があったら、
もう少しハードウェアの整備が進められそうな気がするのだが。
どうでしょうねえ?
もう地上波の既得権益にしがみ付くのはみっともないから、いっそ
衛星やインターネットに活路を見いだす方が金は掛からねえんじゃ
ないかな?サキガケの子会社さんたち。

いずれにしろローカル局の役割はすで終わっている。