極私的教育改革論

人間は学校に行ってる時には勉強が嫌だし、社会人になった途端に
いろんな事に興味が湧くモノらしい。これはこれで困った事だ。

オレは教育には全く興味が無いが、この国の教育制度もそろそろ
限界のような気がする。だって、ハナっから必要最低限の事しか
教えてない義務教育に「ゆとり」ってあのねえ・・・まあ例えて
言えば朝礼終わって「頑張るぞ!」って言った途端に「ちょいと
一息入れるか」って事と同じでしょ?

オマケにPTA揃って子供を危険物扱い、日教組の赤サボタージ
ュ教師、教師上がりと怪しい識者の教育委員会文部科学省の官僚
不勉強すぎて役人に頭の上がらん大臣、お題目ばかりで何にもしな
い政府。どこを切っても金太郎だ。
戦後61年ナショナリズム旋風が(一部で)吹き荒れる中、憲法
改正とセットで論じられるようになった教育基本法だが、今さら
美しい国」だの何だのとは片腹痛い。憲法の改正案前文を中曽
根に書かせようが櫻井に書かせようが、そんな事は自己満足以外
の何者でも無い(どんな美辞麗句を並べたてようとも世界がそれ
を翻訳して理解するとは到底思えない)のだから、もう少し実質
的な事を考えるべきではないのか?ウチの祖父さんは政治家じゃ
なかったしな。

それから、もう高校は義務教育にしよう。それほど異論はないで
しょ?あと、大学は噂の「茶髪・ピアス禁止・奨励金大学」を
はじめとして下から1/3は無くそう。どうせ全入時代なのだし、
全部入れておいて社会人や年金生活者、さらに留学生もすべて同
じ土俵で勉強すればいい。出来の悪いのは(現役・高年齢問わず)
留年して授業料をどんどん貢いでくれるし、その銭で使えそうな
人間が授業料安くなったり門戸が広くなればこんないいことは無い

学士って今やカネで買える、履歴書参考資料にしかなんないから。