毒書日記2
ここ一年ほどの書評を書いてみようかなと思って、新着本を積み
上げてあるのだが邪魔でしょうがない。
一気に書棚に片づけるにはどのジャンルで絞れば効率がいいだろ
うと考えながら背表紙を見渡していく。
そこで気づいた「オレはタブーネタが好きなんだ」という事。
宝島やその文庫がやたらに多い。扇情的なタイトルに惹かれて買
ってしまうのだろうなあ。そこで今日は、お片づけ企画やじうま
ネタ本総まくり。
「同和利権の真相1」グループK21編・宝島文庫・¥686
「 〃 2」 〃
「 〃 3」 〃 ・¥695
最近は学校じゃ同和問題に触れないだろうから、その問題そのも
のを知らない若い人達も多いに違いない。かくいうオレも先日ご
紹介した佐々木先生の授業でその存在を初めて知った訳だが。
この辺ではあまり話題にならないが、関西では古くから謂れ無き
差別を受けて来た人たち。そしてその反発としての同和問題、
そしてその利権にたかる連中と行政の暗闘史。
「実録!平成日本タブー大全」宝島社・¥1260
「追跡!平成日本タブー大全2」 〃
「暗闘!平成日本タブー大全3」 〃
皇室報道、創価学会、警察天下り、格闘技界とメディアの癒着
等々日本の暗部を週刊誌的な視点であぶりだす。面白いことは
面白い。
「社会党に騙された!さらば偽りの民主主義」宝島社・¥1200
「日本共産党」新潮新書・筆坂秀世著・¥680
もはや国賊・売国奴と言ってもいいだろう社民党。有権者はそこま
で愚かではなかった(そう思ってない人たちもいるようだが)ウチ
に向かってはお花畑。外に向かってはすべて反対。いやはや困った
人たちだ。それならいっそ、共産党のほうがプロに徹してて純粋な
分清々しいと思ってしまうオレは異常だろうか?まあどっちも頭で
っかちで内輪モメに終始している事では五十歩百歩なのだが。
これで少しは片付くな。ふう。