毒書日記3
昨日に続いて部屋を片づけるのに協力して頂く事としよう。
「国家公務員法違反!」宝島社文庫・\552
「あなたの税はこう化けた」小学館文庫・村野まさよし・\495
「民食う人々-新日本官僚白書」光文社文庫・佐高信・\619
TVタックル的な無駄使いや汚職追求本。読んでいると公務員では
ない身の上、ふつふつと怒りが沸き上がってくる。BBSの公務員
スレでは「なったモン勝ちだよーん。やーい平民、ここまでおいで
ベロベロバー」的な発言がさらにムカつく。無能な人間を雇うため
に税金払ってんじゃねえってーの。ここの市HPでも昔はBBSが
あったらしいが、炎上したらあっという間に閉鎖。臭い物にはフタ
かよっ!人口が少ないところには、コミュニストが少ない、だから
由利本荘市には市民オンブズマン制度がない。オレも好きじゃ無え
がそんな仕組みも必要なんじゃないか?
「聖骸布結盟・上下」ランダムハウス講談社文庫・フリア・ナバロ
\760
聖遺物をめぐる伝説と失われた真実、そして秘密結社というありが
ちなプロットのミステリ。こないだ流行った「ダヴィンチ・コード」
も同じ流れだった。キリスト教徒にとってこの手の本は繰り返しで
もウケるのかもしれない。ここしばらくは「小惑星衝突ネタ」や
「千年紀ネタ」がやたら出てたし。
たまにこういうのを読みたくなる。子供のころ読み聞かせや、国語
の授業で聞いたおとぎ話を大人になってから読み直したいと思うの
だ。結構ワクドキで時間を忘れる楽しさなのだが、基本的に海賊が
嫌いなのかなあ?「ロビンソン漂流記」や「ガリバー旅行記」の方
がもっと面白いと思う。
「泣いた赤おに」小学館文庫・浜田廣介・\560
切ない童話である。どういう話か知っていても最後の下りは涙無し
には読めない。参考までにあらすじを、「心の優しい赤おには村人
を家に招きたかったのだが、鬼ゆえに村人は恐がって近づかない
そこで親友の青おにに相談し、青おにが村人をいじめそこに赤おに
が助けに入り村人の信頼を得るという、ヤラセを仕組む。その後
赤おには村人と仲良く楽しく暮らすが、親友の青おにはそれっきり
現れなくなり、心配した赤おには山を越えて青おにの家に行ってみ
るのだがそこに青おにの姿は無く、一通の貼り紙が・・・