日産の秘策

スカイラインが12代目にフルモデルチェンジしたね。正直あんまり興味ないんだけどビッグネームだから何かコメントしとこう。想定ユーザは団塊世代と、伝説大好きの日産信者。スカイラインは一時ほどのスポーツ性が薄れ・代わりにGTとしての性格がクローズアップされて来た為、代を追うに従って「走りもそこそこいいセダン」という位置づけが出来て来た。メーカーとしてはその方が台数が出るだろうから渡りに船だろう。

一時の「デカい・重い・ノロい」エンブレムとテールランプだけのスカGよりははるかに健全だと思う。但しそのために車格が2つぐらい上がってしまってる(まあシビックが5ナンバーギリギリの時代だ)ので、もはやティアナの兄弟ぐらいになってはいる。(数字を比べてて驚いたのだが、そのティアナよりホイルベースが75mm長い!)これはもう、少しシャープなフーガだと思った方がいいかも。

味付けは実際試乗してみないと分からんが、外観からある程度は推測できるモノだ。あとは定年後おじさんたちにあっさりと税抜き本体価格¥380万が出せるかどうかに掛かっている。
都市ではそこそこ売れるかも知れんが、まあ秋田でも生活と引き換えに買うヤツが結構居るんだろうなあ。パチンコってそんなに儲かるの?
このクルマにジャージの上下ははっきり似合わんと思う。あとは例の顔つきが好きになれるかどうかと今後2ドア版や「R」のリリースについて日産がどう考えているかだけなのだが・・・