WRC Rd2 スェディッシュラリー

スバルの苦悩は更に続く。

雪と氷、極細のハリネズミタイヤ、雪上の超高速ラリー。

前夜祭のスーパーSSでS・ローブ(シトロエン)がスタートでエンストすると言う大失態を演じ、さらに前年の順位が下位だったため新雪ラッセルされていい状態の路面を走る事が出来る好条件。P・ソルベルグ(スバル)はほぼ2年振りに、途中経過ながらトップに名を連ねるが、ここ一番のステージでアクセルに力が入り過ぎ例年より雪が少なかったため低いスノーバンクを乗越えてコースオフ。脱出に15分を要して後退。今シーズンから導入された、年間に使えるマシンの数の制限を考慮して途中リタイヤとなった。

それにしても、過去WRCでフランスのティームがこれほど強さを持続したことは無かったのではないか?
アルピーヌ、ルノー、シムカなど随所でキラリと光る速さを見せるマシンは数多かったのだが・・・

次はノルウェーソルベルグの母国でのラウンドになる。是非頑張ってもらいたいモノだ。

もし高齋正の小説なら、この辺で名も無き若い天才エンジニアが画期的なアイデアを思い付くところだろうが、現実はキビシイのだ。