鬱陶しいCM

しかし、B−GALのCMはどうにかならんのか?

オレは別に宗教人じゃねえが、あのCMはどう見ても日本の文化をバカにしてるとしか思えん。

TVCMを見てると、その地方の景気や民度がだいたい透けてみえる。

国体で来てテレビ見て「ゲッ」と思った人がどのぐらい居たか、考えると恐ろしい。

最近のがっかり

オレは着る物に全く関心がない。だからユニク○だけで全部OKなのだが、こんな「中国市場」みてーな店でも地方格差があるようだ・・・

たとえば毎週のようにチラシが入る。「たまにはこういうの着てみっか」と思って出掛けると、確かに本荘にも在庫はあるがサイズがない。
逆に秋田で「これいいかな」と思って「本荘にも店あるからそっちで買おう」と行けば商品そのものが置いてない・・・

相方に言わせれば「本荘には着られる服がない」と言う。
イ○ン系列でも「不良在庫は秋田に」「秋田の中でも周辺部に」という力が働いているらしい。(確かに地元には「オメーは服着なくていい。家から一歩も出るな!」って感じが多いし、「色が地味でもプリントが派手」ってばーさんファッションが多い。

市内の「老舗洋装店」も代替わりして、少しは考えなければいけないところだろうが固定客が老化して、それに伴い品揃えも追随。ますます若年層は中央よりになり、それでもイ○ンや秋田○武でまともな商品を探すのは骨が折れる。終いにはインターネット通販しかねえだろ。

地方都市の中心商店街が「売れない」「商品がない」と言うのはニワトリと卵の関係で、どちらが問題かという事は一概には言い切れないだろうし、地方の交通事情にも影響されるところ大だ。
別に深く考えなくても、今後余程のことがない限り地方都市はさびれる一方なのは火を見るよりも明らかだ。

何か光明は見いだせないものかなあ。

夜の想い

岩手県一関市。JR一関駅から徒歩10分程、磐井川にほど近いところにジャズ喫茶「ベーシー」がある。オレが社会人になった頃にはすでに有名な存在だったから開店30年以上になるのは確かで、各種の著作や活動で有名な伝説のマスターはすでに老境にあるはずだが、こういう生き方をしている人には年齢なんてモノに煩わされることはないのかも知れない。

その「ベーシー」をめぐる人達の短編集。フィクションとノンフィクションの境界を漂うような12の珠玉の小品が収められている。(おそらくマスターに関するエピソードは事実に近い方に属するのだとは思われる)

秋の夜長こんな想いに沈むのも悪くない・・・

「ベーシーの客」村松友視著・マガジンハウス・¥1400+税

昭和は遠くなりにけり

今、団塊じいさん連中のせいで静かに高級オーディオブームが再燃しているらしい。
若い連中は「メモリ音楽プレーヤー」(決して「ipod」ではない。昔、再生専用ヘッドホンステレオが流行った頃に総称「ウォークマン」と呼ばれていたの同じように間違いだ。)で満足らしい、これはクルマでも同じ事が言える。おじさんは総じて凝り性なのだ。

ついには携帯電話に音楽プレーヤー機能が付き、インターネットから音楽をダウンロードすれば携帯以外は不要という世の中になってしまった。(現におじさんの携帯にもLISMOは付いてるしワンセグまで観れてしまうのだ。もっともこれは機能と言うよりマイクロチップに最初から設計上埋め込まれている訳だが。それを可能にしている半導体積層技術に、真空管を見た事のあるおじさんはビビってしまうわけだ。)

でも機会があったらいちど、デカいスピーカーをハイパワーアンプで無理やりねじ伏せるようにドライブして奏でられる、静かな音楽を聴いてみるといい。
何となく、学校の課外授業で坐禅させられた後のような不思議な気分になるから。

もし可能なら自分が普段聴いてる音楽のCDを持って行くともっといい。

「オーディオ 昨日 今日 明日」春日二郎著・文芸社・¥1400+税

初物尽くし

本日は天気も良く連休中ではあるが、本荘の昼飯にやや飽きたので秋田市まで遠征。

日沿道に本荘ICから乗り、未走行だった大内JCT〜岩城IC間を通行。やはり片側一車線の無料区間では、走り慣れないドライバーと思しきクルマがあちこちでボトルネックを作っている。これを解消するには有料にする以外抜本的対策はないだろう。(急に地域のドライバーの大部分が飛ばし屋にでもならなければ)

秋田中央ICで降りてそのまま直進。国学館高校の校舎を沈下させついでに秋田市の財政も地下に引きずり込んだ(正確には「さらに泥沼に引きずり込んだ」が正解か?)
秋田中央道を駅東から山王まで進行。キャッスルホテルまで引き返して「車屋」で相棒と「松茸の土瓶蒸し・松茸ご飯膳」「旬華弁当」を手分けして担当。あはは、うまかったよ。やっぱりマックス○リューで売ってるのとは違うわ。ただ松茸も茶碗蒸しにまで刻んで入ってると「もう結構」という感じで・・・初老の二人は「ウチは割り勘負けするねえ」と話し合うのであった」

以上、エンゲル係数が異常に高いうぃ工房のある一日でありました。

天網恢恢疎にして漏らさず

嫌な事件だ。山口県光市の母子殺人事件。

なぜ嫌なのかと言えば、司法の精神における「法の正義」が正しく行われていたなら遺族がまた法廷に引っ張り出されて、悲しみや憎しみを新たにする必要がなかった筈だからであり、そういう意味で名目上の無期懲役と死刑の間の「終身刑」がない日本の司法制度にやるせなさを感じるのが第1点。(法制審議会が法務大臣の諮問によって答申すれば刑法の改正は可能なはずなのだが)

「死刑反対」という一点のスローガンだけで集まった「人権派弁護団」が被告の「元少年」を死刑回避のためにだけ扱い、法廷戦術だけで遺族感情を無視し続ける事。
(どうせこの差戻し審で無期懲役を勝ち取れようが負けようが、別の裁判にまたのこのこ出掛けて同じような非常識な事を続けるのだろう。まるで「革命はすべてに優先する」と唱えて同胞を何千万人も殺戮した毛沢東の幽霊を見ているようだ。)
またこの点では、現在の犯罪事情にそぐわなくなっている少年法も大きな問題だと考える。

一般市民に大きな負担とプレッシャーを背負わせる裁判員制度に、オレは基本的に反対でそれよりも裁判官に社会教育をする方が先だと思うのだ。何しろ日本は開拓時代のアメリカ合衆国ではないのだから。(保安官がストーカーした上にキャバクラのネーちゃんを拳銃で射殺しちまう国だしな)
でもこの事件は裁判員が裁くべき事例だとオレは愚考するのだ。

レッド・ツェッペリン再結成?

若い人は知らないだろうが、Led Zeppelinが再結成されるらしい。とは言ってもアトランティックレーベル創始者の追悼コンサートでの一夜限りの事らしい。(ドラムスのJ”ボンゾ”ボーナムはすでに他界しているので息子が代役を務めると伝えられている)

久しぶりに「天国への階段」でも聞いてみるかと思ったら、アナログレコードしかない(^^;エアコン使いながらパワーアンプの電源入れたら確実にブレーカーが落ちるから、今夜は我慢しておくか。